新築戸建購入時のローンなど
新築戸建てを買うのにかかる初期費用
新築戸建て住宅を購入する時には、土地や建物を取得するための費用(本体価格)に加えて、さまざまな初期費用がかかります。
まず、原則としてすべての物件に対して必要となるのが、公租公課です。
具体的には、購入契約書を作成する際に必要な印紙税、所有権や抵当権を登記するための登録免許税、都道府県に支払う不動産取得税です。
この他、消費税も本体価格に上乗せして支払います。
これ以外に必要な費用としては、不動産仲介業者に支払う仲介手数料、登記を司法書士などの専門家に依頼する際の委託手数料、住宅ローンを利用する際の融資手数料などがあります。
ただし売主から直接購入する場合は仲介手数料はかかりませんし、登記を自ら行うのであれば当然委託手数料も不要となります。
なお、新築戸建て物件には建売住宅と注文住宅の2種類がありますが、後者の場合は土地調査や地鎮祭などにかかる雑費が必要となります。
費用の総額は条件によってまちまちですが、平均すると建売の場合で本体価格の6%から8%、注文住宅の場合で10%から12%程度です。
新築戸建て購入時のお金に関する悩みを解決する方法
子供の成長に合わせて新築戸建てを買うときには、間取りや庭の広さにこだわって物件を選ぶのが一般的です。
しかし良い物件の価格は割高なので、魅力的でも予算オーバーのために購入できないこともあります。
けれども事前にファイナンシャルプランナーと相談をすることで、新築戸建て購入時のお金に関する悩みを解決できるようになります。
将来的にマイホームを買う場合には、まず最初に頭金を確保することが大きな課題です。
定期預金や投資信託を積み立てると、マイホーム購入時に必要な自己資金も確保できます。
一方で3000万円以上の物件を買うときには、支払金額の半分以上をローンに依存するのが実情です。
少しでも金利の低い住宅ローンを借りることが、毎月の支払金額を最小限に抑えるための基本です。
銀行などのローン相談会に参加すると、借り入れに有益なアドバイスも受けられます。
更に返済シミュレーションを行うと、収入に見合った借り入れプランを見つけることができます。